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2011.07.30

Repomenレポゼッション・メン(中訳:索命條碼、重生男人)

13  

筋☆3.5 エンタメ度☆3 音楽☆3.5 画面☆4 感動度☆2.5 思考度☆4

一言で言えば借金取立てのグロいバージョン。

近未来の人工臓器ビジネスを描く考えさせられるSF


消費者金融のやり方をはるかに露骨に表現したもので、

過剰な暴力は目を逸らしたくなるぐらいリアルだ。

人工臓器を取り立てる場面は機械のパーツを取り出しているみたいに、

あまりにも無機質的で惨たらしい。


背景は簡体中国語の文字が散りばめられて、

設定もアジア系の役者が多数出てる点では、

アメリカ人の想像する近未来は中国の存在が大きくなっていることを物語っていると思う。


最後の結末はどんでん返しの結果になり、

ドラえもんののび太が植物人間状態になってしまうという同人創作の話を思わせるけど、それはそれでいいと思う。


結局、少年ジャンプの「友情・努力・勝利」っていうモットーが存在しているように、

ハリウット映画の永遠なるテーマのひとつ「人間は脳の虚像に取りつかれている動物だ」ってことから、この映画は離れていない。

 


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    keigokao 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()